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研修に魂を吹き込むコツ ~ある研修のアンケート結果から

嬉しいことがあったので研修設計について書いておきます。先週、研修後アンケートに「部署が率先してこんな企画を実施することが素晴らしい」との回答がありました。思わず涙腺が緩みました。企画の苦楽を共にしたご担当者が褒められる、こんな嬉しいしいことはありません。

昨年5月からの企画でしたので10ヶ月ごしで企画した研修でした。後半のグループワークショップは情報システム部の方が検討なさって、私は設計について、難易度・わかりやすさ・共感の広げ方、等のアドバイスをさせていただきました。準備中には、話せば話すだけ担当者同士で設計のアイディアが湧き、それに応じた日々の現場の悩みや喜び、レベル感、認知の幅などの共有にもつながりました。

結果、それが研修を通じて当事者に染み渡った回答が多く見受けられました。「習ったことなのに使いこなせなかったことが悔しい」「業務を考えて習うことが重要」などなど。一般的な講師の実績評価点なんかより、こういう感想の文字の多さが私の大好物です。うゎ~、っと読み込むのに時間がかかるようなアンケートが大好きです。

そう、魂がこもった研修とは、企画担当者の現場へのと研修設計が織りなす技です。魂がかよいあった、と感じるよい研修でした。

この春風とともに、今回の風が、長く広く、現場を潤しますように。


 
 
 

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