優しい人になるにはこのVS図の習慣から足を洗えば大丈夫。
言葉尻が肯定か否定かの問題ではなく、スタンスなのです。
2択の世界から自由になろう。
悪気はなくても否定を怖れて、否定を否定する人もいる、という、2択の呪縛にからめとられてしまった時期がありました。
若いころに関わったプロジェクトで、ワークショップの場で最初に誤解がないように念のために「改善の場ということは、欠けてることも話し合っていいんですよね」と確認したところ、その班のお世話役の女性は無言ですーっと立ち上がり、プロジェクトリーダーの男性を外へ連れ出しました。それからの会話は見えないところで進んだことですので想像することしかできませんが、結論としてわたしの意見はスルーされました。それどころか情報共有からも外され、結果としてわたしは主要メンバーを下り、末席で関わり続けるかどうかを長期に渡って悩み続けることになりました。4領域からの提案のつもりでしたが、若気の至りで、どうやら提言する判断を誤ったようでした。
ほかにも、メンバーが自分ひとりのプロジェクトなのに自分責め、自己否定を始めてしまうケースもあります。そんな時は、いきなり自分へのリスペクトが難しければ、他方でプロジェクトへのリスペクトを見つめなおし、そこから自分をリスペクト出来る状態までぐっと踏みとどまることで4領域に立ち戻ることができます。(これを初心というのかもしれません。)自分責めの延長で1領域、2領域へとはみ出してしまわないことです。3~5領域に立ち戻れさえすれば、たとえひとりでも気持ちは楽になれます。気持ちが楽になればパフォーマンスは上がります。
大切なのでもう一度書きます。肯定VS否定、2択の世界から自由になろう。
2014/7/19 06:04 武田双雲氏公式ブログより 「たとえば責めてきた相手にまで優しい心を向けられる人もいる。そんな人になりたい。ほんとに優しい人はめちゃ優れてる。」https://lineblog.me/takeda_souun/archives/6349397.html
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